【完】Kiss me 社長の秘密と彼女のキス
(あー!むかつく!何よそれ!!女はみんな自分に惚れるとでも思ってるの?)
「はあ……」
失恋して泣きたかったはずの麻耶だが、とうにそんな涙はどこかへいってしまい、キョロキョロと部屋を見渡した後、キッチンへと足を踏み入れた。
キレイに片付けられたキッチンと言うより、使ってないと言った方が正しそうなキッチンを見渡してから冷蔵庫に手を掛けた。
(これは……。確かに食べるものないな……)
麻耶はビールとミネラルウォーターだけ入った冷蔵庫を眺めてため息をついた。
キッチンに備え付けられた扉を開けると、冷蔵庫とは反して、鍋やフライパンや調理道具はそろっていた。
(やる気はあったのかな?それとも昔は誰かが一緒に住んでたのかな?)
そんな事を思いながら、扉を閉めると朝食を食べるのは諦めて早めに家を出て、どこかで朝食を取ることに決めた。
基本、式の無い平日はプランナーの朝はゆっくりだ。
フレックス制を導入しているが、11時~20時が基本勤務時間だ。
しかし、今はOPEN前で忙しい。仕事は山ほどある。
「はあ……」
失恋して泣きたかったはずの麻耶だが、とうにそんな涙はどこかへいってしまい、キョロキョロと部屋を見渡した後、キッチンへと足を踏み入れた。
キレイに片付けられたキッチンと言うより、使ってないと言った方が正しそうなキッチンを見渡してから冷蔵庫に手を掛けた。
(これは……。確かに食べるものないな……)
麻耶はビールとミネラルウォーターだけ入った冷蔵庫を眺めてため息をついた。
キッチンに備え付けられた扉を開けると、冷蔵庫とは反して、鍋やフライパンや調理道具はそろっていた。
(やる気はあったのかな?それとも昔は誰かが一緒に住んでたのかな?)
そんな事を思いながら、扉を閉めると朝食を食べるのは諦めて早めに家を出て、どこかで朝食を取ることに決めた。
基本、式の無い平日はプランナーの朝はゆっくりだ。
フレックス制を導入しているが、11時~20時が基本勤務時間だ。
しかし、今はOPEN前で忙しい。仕事は山ほどある。