【完】Kiss me 社長の秘密と彼女のキス
更衣室で着替えながら、携帯を確認すると、芳也からメッセージが入っていることに気づき慌てて麻耶はアプリを開いた。
【終わったら連絡して。迎えに行く】
麻耶は終わったことを伝えるメッセージを送ると急いでいつもの待ち合わせ場所に向かった。
すでに来ていた芳也の車に乗り込むと、麻耶は芳也を見た。
「どうしたんですか?急に迎えに来てくれるとか」
「珍しいだろ?俺の方が早いって。最近休みもなかったし」
ずっと仕事に追われている芳也を見ていた麻耶も、その言葉に頷いた。
「2次会はいかないですもんね?」
クスクス笑った麻耶に、
「当たり前だろ?兄貴の2次会は恥ずかしいしいいよ」
「いいお式でしたね」
「ああ、麻耶、ありがとう。お疲れ様」
麻耶の右手を握ると、芳也はニコリと笑った。
「いいえ。無事終わってよかったです」
「風船もキレイだったな」
「はい!嬉しくなっちゃった」
ふふっと笑ったあと、麻耶は言葉を続けた。
「宮田の息子さんてこと話してよかったんですか?」
「兄貴からも聞かれて俺が良いって言ったんだ。もうわだかまりもないし、ミヤタの名前は使いたくないって思ってたいたのは、俺の自己満足のようなものだったし。式に参列することを決めた時からもういいと思っていたんだ」
穏やかな表情で話す芳也に、麻耶も芳也の手を握り返した。
【終わったら連絡して。迎えに行く】
麻耶は終わったことを伝えるメッセージを送ると急いでいつもの待ち合わせ場所に向かった。
すでに来ていた芳也の車に乗り込むと、麻耶は芳也を見た。
「どうしたんですか?急に迎えに来てくれるとか」
「珍しいだろ?俺の方が早いって。最近休みもなかったし」
ずっと仕事に追われている芳也を見ていた麻耶も、その言葉に頷いた。
「2次会はいかないですもんね?」
クスクス笑った麻耶に、
「当たり前だろ?兄貴の2次会は恥ずかしいしいいよ」
「いいお式でしたね」
「ああ、麻耶、ありがとう。お疲れ様」
麻耶の右手を握ると、芳也はニコリと笑った。
「いいえ。無事終わってよかったです」
「風船もキレイだったな」
「はい!嬉しくなっちゃった」
ふふっと笑ったあと、麻耶は言葉を続けた。
「宮田の息子さんてこと話してよかったんですか?」
「兄貴からも聞かれて俺が良いって言ったんだ。もうわだかまりもないし、ミヤタの名前は使いたくないって思ってたいたのは、俺の自己満足のようなものだったし。式に参列することを決めた時からもういいと思っていたんだ」
穏やかな表情で話す芳也に、麻耶も芳也の手を握り返した。