【完】Kiss me 社長の秘密と彼女のキス
自分の部屋のドアに手を掛けた所で、腕を掴まれてグイグイリビングへと引きずられるように連れてこられた。
少し照明の落とされたBARのような雰囲気のリビングには、先ほどの缶チューハイやおつまみが置いてあり、
そして芳也の手にも、ウィスキーの入ったグラスが握られていた。
「こっちからの夜景の方が奇麗だぞ」
グラスを持ったまま、窓を指示しカランとグラスの氷が音を鳴らした。
そのまま芳也に促されてソファーにおそるおそる座ると、麻耶は夜景を眺めた。
(うわー本当にキレイ!宝石箱みたい!)
チラリと芳也に目を向けると、大きなテレビの画面で昔の洋画を見ていた。
「今日は……悪かったな」
「いえ……」
(謝らないでよ。私が悪いみたいじゃない。ふざけた事を真に受けるなって言えばいいじゃない)
急に芳也に謝られて麻耶は気まずくなり、また夜景に目を移した。
少し照明の落とされたBARのような雰囲気のリビングには、先ほどの缶チューハイやおつまみが置いてあり、
そして芳也の手にも、ウィスキーの入ったグラスが握られていた。
「こっちからの夜景の方が奇麗だぞ」
グラスを持ったまま、窓を指示しカランとグラスの氷が音を鳴らした。
そのまま芳也に促されてソファーにおそるおそる座ると、麻耶は夜景を眺めた。
(うわー本当にキレイ!宝石箱みたい!)
チラリと芳也に目を向けると、大きなテレビの画面で昔の洋画を見ていた。
「今日は……悪かったな」
「いえ……」
(謝らないでよ。私が悪いみたいじゃない。ふざけた事を真に受けるなって言えばいいじゃない)
急に芳也に謝られて麻耶は気まずくなり、また夜景に目を移した。