【完】Kiss me 社長の秘密と彼女のキス
「おっ、このドレッシング美味い。それでお前いくつなの?」
「25です」
「え?」
その芳也の返答に、麻耶はジロっと芳也を見た。
「その反応はどうおもってたんですか?」
「いや……そうだよな。あそこに配属になるぐらいだしそれなりの経験あるよな……」
麻耶は軽く息を吐くと、
「やっぱりもっと年下だと思ってたんですよね」
「更けて見られるよりはいいだろ?」
「そんなフォローはいいですよ」
麻耶もグラスを手に取ると、半分ぐらい一気に飲み干した。すこし気まずくなり芳也は話を変えた。
「そういえば、パイプオルガン弾けるんだな」
芳也は初めて会った日の事を思い出して、麻耶を見た。
「本当に簡単な曲だけですけどね。弾いて見せるのと、見せないのでは全然お客様の印象違いますから。あのチャペルは本当に音の響きも最高ですし、ぜひ聞いてほしくて」
目を輝かせながら言う麻耶に、芳也は少し照れたような表情を見せた。
「25です」
「え?」
その芳也の返答に、麻耶はジロっと芳也を見た。
「その反応はどうおもってたんですか?」
「いや……そうだよな。あそこに配属になるぐらいだしそれなりの経験あるよな……」
麻耶は軽く息を吐くと、
「やっぱりもっと年下だと思ってたんですよね」
「更けて見られるよりはいいだろ?」
「そんなフォローはいいですよ」
麻耶もグラスを手に取ると、半分ぐらい一気に飲み干した。すこし気まずくなり芳也は話を変えた。
「そういえば、パイプオルガン弾けるんだな」
芳也は初めて会った日の事を思い出して、麻耶を見た。
「本当に簡単な曲だけですけどね。弾いて見せるのと、見せないのでは全然お客様の印象違いますから。あのチャペルは本当に音の響きも最高ですし、ぜひ聞いてほしくて」
目を輝かせながら言う麻耶に、芳也は少し照れたような表情を見せた。