【完】Kiss me 社長の秘密と彼女のキス
5.加速する恋心
日曜日にゆっくり過ごしたこともあり、麻耶は月曜日すっきりとして仕事に向かっていた。
昨日1日芳也が隣にいることがあまりにも自然だった。
DVDを見ながら、気づいたら眠っていたり、麻耶が起きると、芳也も眠っていたり。
そしてふたりでメニューを見ながらデリバリーでピザを注文したり……そんな休日は麻耶にとって久しぶりだった。
事務所にいくと真っすぐに始のデスクに向かうと、麻耶は頭を下げた。
「館長、ご迷惑をお掛けしました。いろいろありがとうございます」
他のスタッフから見れば、日曜日休んだ話だろうと思っただろうが、麻耶はいろいろに食事のことや、心配をかけたこと本当にいろいろな事を含んでおり、しばらく頭を下げていた。
「もう大丈夫なんですか?」
その声に麻耶も顔を上げると、始はメガネをグイっと上げて麻耶を見た。
「はい。お陰様でもう大丈夫です」
ニコリと笑った麻耶に、「じゃあ、今日からまたがんばってくださいね」」そう言うとまたパソコンに目を落とした。
昨日1日芳也が隣にいることがあまりにも自然だった。
DVDを見ながら、気づいたら眠っていたり、麻耶が起きると、芳也も眠っていたり。
そしてふたりでメニューを見ながらデリバリーでピザを注文したり……そんな休日は麻耶にとって久しぶりだった。
事務所にいくと真っすぐに始のデスクに向かうと、麻耶は頭を下げた。
「館長、ご迷惑をお掛けしました。いろいろありがとうございます」
他のスタッフから見れば、日曜日休んだ話だろうと思っただろうが、麻耶はいろいろに食事のことや、心配をかけたこと本当にいろいろな事を含んでおり、しばらく頭を下げていた。
「もう大丈夫なんですか?」
その声に麻耶も顔を上げると、始はメガネをグイっと上げて麻耶を見た。
「はい。お陰様でもう大丈夫です」
ニコリと笑った麻耶に、「じゃあ、今日からまたがんばってくださいね」」そう言うとまたパソコンに目を落とした。