運命は電車の中で


次の日学校に来るとあつの様子が変なことに気づいた。


明らかに私を避けていて、ひどく顔色が悪い。


次の日もその次の日も同じだった。



でも…


数日後、あつが葉月と付き合い始めた。


ショックでだった。


でも日に日にやつれて行くあつに違和感も感じていた。

気にしたくなくて、傷つきたくなくて、その日以来、あつを見ることすらしなくなった。
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