運命は電車の中で


『は!?』

『あー、わかるよー、あーちゃんは花月ちゃんのこと恋愛対象として大好きだもんねー?』


『……!?』


『どーする?愛しの姫に傷ついてもらうか、自分が傷つくか。』

『期限は3日。それまでに決めてね♡』


あつは結局私がいじめられない方を選んだ。


いつしか私はあつと同じようになることを恐れ、男の子さえも恐れるようになり始めた。

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