運命は電車の中で



あーちゃんは結局、私の前から消えてしまった。







転校というカタチで。












やはりだめだったのだ。

花月ちゃんのようにはなれない。

わかっていること。

わかりきっているけど、止まらない。



状況は悪くなる一方だった。

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