明日殺されます
そんな事はどうでもいい。逢いたいけど相手が何処にいるかわからない。
周りは、国道とコンビニしかない場所である。
山の中にコンビニがあるような場所なのだ。
普通ならそんな所に夜中の1時過ぎに行かないが、祐一は京子に夢中に
なっている為に頭の中では京子しか無かった。

―何処にいるの?ー

―近くにいるから でもこんな時間に逢うのが怖いし 明日じゃ駄目?―

「今更、そんな事を言わないでくれよ」

―なんでここまで来て、合えないの? いいから出てきてー

―私の事、好き? 愛している? ずっと一緒にいてくれる?ー

―当然だよ。ずっと一緒にいたい。一生大事にするからー

―ありがとう、嬉しい。私も祐一の事好き、ずっと一緒にいたい。そのコンビニから琵琶湖に向かって一本道があるから歩いてきて、待っているからー

―今、行くよー

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