喫茶店の彼女


「そうなんだ!俺も大学に行けばよかったかなー。…あ、そういえば、千紗さんがコーヒーを好きになったのって大学何年の時だったの?」


「え……」


「確か、大学生の時に久しぶりに飲んで好きになったんでしょ?」


その言葉に、私はまた嫌な記憶を思い出す。


「あ、えっと…、2年生の時だったかな」


「2年生かぁ〜!ってことは、俺はその時まだ
高3だったんだ!」

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