喫茶店の彼女


「直樹くん、その前にあそこ寄って行っていいかな?」


お店を指して言えば、直樹くんも思い出したように頷いた。


「そうだったね、いいよ!
…あ、じゃあ俺も、ちょっと別の所に寄ってきてもいいかな?」


「?うん、いいよ」


「ありがと!じゃあ、買ったらここで集合ね」


「うん、わかった」


何か買うものがあったのかな…?


不思議に思いながらも、私はお店に向かったのだった────。

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