THE未来少年~オギノアキラニタイムマシンヲ~
19歳のオギノはタイムマシンのリモコンを見つめながら青いボタンを確認していた。
画面には英語らしき文字で何かが書いてあったが、2という数字だけしかオギノには読めなかった。
「お、おぉ。わからねーけど、言うとおりにするよ。あんたもそうしたんだろうし。」
「よし。全部なんとかなるんだから、やりてーこと全部してこいよ。お前ならできるから。辛いけど頑張れや。」
未来のオギノは19歳のオギノにバトンタッチをするように彼の手を叩いた。
「……。オレ、あんたの葬式見てからでも良いかな?」
「あぁ~やめてくれ。二度も見たくね~よ。俺が見るんで十分だ。今すぐ未来にいけよ。じゃあな。」
未来のオギノは酔っ払っているせいか、
よろよろと一歩下がるとあぐらをかいて座り込んだ。
「ありがとう。バカなオレでごめん。オレ、精一杯頑張るから成仏してくれよ。」
二人の目には涙があふれていた。
そして、19歳のオギノは6年後の未来へと飛んだのだった。
(さようなら。)
画面には英語らしき文字で何かが書いてあったが、2という数字だけしかオギノには読めなかった。
「お、おぉ。わからねーけど、言うとおりにするよ。あんたもそうしたんだろうし。」
「よし。全部なんとかなるんだから、やりてーこと全部してこいよ。お前ならできるから。辛いけど頑張れや。」
未来のオギノは19歳のオギノにバトンタッチをするように彼の手を叩いた。
「……。オレ、あんたの葬式見てからでも良いかな?」
「あぁ~やめてくれ。二度も見たくね~よ。俺が見るんで十分だ。今すぐ未来にいけよ。じゃあな。」
未来のオギノは酔っ払っているせいか、
よろよろと一歩下がるとあぐらをかいて座り込んだ。
「ありがとう。バカなオレでごめん。オレ、精一杯頑張るから成仏してくれよ。」
二人の目には涙があふれていた。
そして、19歳のオギノは6年後の未来へと飛んだのだった。
(さようなら。)