THE未来少年~オギノアキラニタイムマシンヲ~
……出会い
彼との出会いは、ライブハウスだった。
私は20歳になる数日前、念願の夢だった、ライブハウスに勤務することになり、
その日は初めて受付の仕事だった。
色々なバンドの、フライヤーと呼ばれるチラシをライブハウスのスケジュールに折りこんでいく作業をしていると
「おはようございます」
初々しい制服を着た彼らが登場したのだった。
その時は何も気にもせず挨拶を交わしたのだが、やっとチラシを折りこみ終わったという時に、
彼はやってきた。
「すみません。これも折りこんでもらえますか?」
はっきり言ってうざかった。
せっかく終わったと思った仕事をもう一度やってくれと言われると、
自分でやってくれと言いたくなったが、
そこは笑顔で
「そこにおいといてください。」と言った。
私は20歳になる数日前、念願の夢だった、ライブハウスに勤務することになり、
その日は初めて受付の仕事だった。
色々なバンドの、フライヤーと呼ばれるチラシをライブハウスのスケジュールに折りこんでいく作業をしていると
「おはようございます」
初々しい制服を着た彼らが登場したのだった。
その時は何も気にもせず挨拶を交わしたのだが、やっとチラシを折りこみ終わったという時に、
彼はやってきた。
「すみません。これも折りこんでもらえますか?」
はっきり言ってうざかった。
せっかく終わったと思った仕事をもう一度やってくれと言われると、
自分でやってくれと言いたくなったが、
そこは笑顔で
「そこにおいといてください。」と言った。