政略結婚はせつない恋の予感⁉︎
゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚
メイクを直そうと、トイレに隣接しているパウダールームの鏡に映した顔を見て、びっくりしてしまった。
まるで……ずいぶんお酒を呑んだあとみたいに、顔が真っ赤っかなのである。
「……乾杯のときのシャンパンとグラスワインの白とロゼと赤を、一杯ずつしか呑んでいないのに」
あとは、亜湖さんと同じソフトドリンクを三杯だけだ。
うちの一族はお酒には滅法強い。
このくらいのお酒でわたしが酔うことはない。
「やっぱり、風邪かなぁ」
将吾さんの実家に同居することになって、そろそろ気疲れのピークで、体調を崩す頃なのかもしれない。
わたしはふらつく足をなんとかコントロールしながら、パウダールームをあとにした。
メイクを直そうと、トイレに隣接しているパウダールームの鏡に映した顔を見て、びっくりしてしまった。
まるで……ずいぶんお酒を呑んだあとみたいに、顔が真っ赤っかなのである。
「……乾杯のときのシャンパンとグラスワインの白とロゼと赤を、一杯ずつしか呑んでいないのに」
あとは、亜湖さんと同じソフトドリンクを三杯だけだ。
うちの一族はお酒には滅法強い。
このくらいのお酒でわたしが酔うことはない。
「やっぱり、風邪かなぁ」
将吾さんの実家に同居することになって、そろそろ気疲れのピークで、体調を崩す頃なのかもしれない。
わたしはふらつく足をなんとかコントロールしながら、パウダールームをあとにした。