か・て・き・ょ♥️

「……ん、いい匂い…する」


「先生っ」



先生はまだ眠そうな表情のまま、私の方を向いた。




寝起きの先生を見れるなんて!!

なんかカレカノみたい!?




1人でドキドキしていると、



「朝ごはん作ってくれるんだ?」



大きなあくびをしながら先生が私に問いかけた。



「はいっ!美味しいかどうかは保証できませんけどっ」



微笑む私に先生は、



「…俺も手伝うよ」


「え…?」



言うとソファから腰を上げ、キッチンの方へと歩み寄ってきた。




えええええ!?!?!?




< 14 / 95 >

この作品をシェア

pagetop