か・て・き・ょ♥️
「お風呂。…今日は一緒に入ろっか」


「……え!?」



あまりにも急に。



「じょーだん」



先生はそう言うと、服の袖をまくり、食器を洗い始めた。



「いっ…、一緒に…入りたい…です」



ドキドキしているのがわかる。

私は先生の顔を見ることができなかった。

あまりにも恥ずかしかったから…


先生は、くすっと笑うと、



「じゃあ決定。俺が洗ったる」


「…っ!!」



鼻歌を歌いながら動揺する様子も見せず、作業を続けるのだった。

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