か・て・き・ょ♥️
「ん〜?覚えてなぁい」



アルコールの匂い。

相当酔っているようだ。



「…もぉっ」



このまま寝られたら、先生の手の中にある缶が危険なので私は半分空になったビール缶を取り上げ、机の上に置いた。



「…綺麗な寝顔」



先生の寝顔は綺麗だった。

なんていうか…



「子供みたい」



かわいい。



「子供って言ったなぁ〜?」


「うぁ!」



すると突然、先生の手が伸び、私の腰を捕まえた。

そして一気に…



「大人、見くびんない方がいいよ」



ソファに押し倒され、いつの間にか先生が上に乗る体制になってしまっていた。


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