か・て・き・ょ♥️
先生があまりにも妖しい笑みを浮かべるから。


甘い言葉を浴びせるから…





「…何考えてるのかわかりません」



私はプイッと先生から顔を逸らした。

先生は、眠そうに欠伸をしながら、



「遥香ちゃんはまだ子供だもんね〜」



むにーっと私のほっぺたを引っ張る。



「なっ…、私だってもう高校生!」


「まだ高校生」



むにむにされるのも悪くないかも。


ちょっとアルコールの匂いがキツいけど、先生とこの距離にいられるのがたまらなく幸せだった。


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