か・て・き・ょ♥️
授業がすべて終わり、いつも通り帰路に着く。



午後3時を少し回った頃。


あと一時間後には、大好きな大好きな佐野先生に会える…!!!




私はウキウキしながら歩いていた。


すると、偶然にも同じ道に、先生が歩いているのが見えた。



距離はだいぶ離れているのだが、ハッキリと先生だと分かる。




「佐野せんせ…」



私は名前を呼ぼうとして、途中でやめた。



理由はーーー



佐野先生の隣に知らない女の人が立っているからだ。


大人っぽい、きっと佐野先生と同じ大学の人なんだろう。



< 55 / 95 >

この作品をシェア

pagetop