か・て・き・ょ♥️
やっぱり好きなんだ。

私の事は遊びだったんだーーー





また胸が痛む。



「遥香ちゃん」


「はい…」



少しの時間が経ってから、先生が私の名前を呼んだ。



「よく聞いてほしい」


「……っ」



何なんだろう。

別れ話?

こーゆー雰囲気は苦手だ。

私はギュッと手に力を入れた。


先生は真剣そのもの、といった表情だ。



「女の人って、今日俺が一緒に歩いてた人のことだよね?」


「はい」



自分でも分かるくらい声が震えている。



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