近くて遠い…
それは小さい頃のお話です
ーそれは小さい頃のお話です。ー

?)「カナちゃーーーん!まってー!」

?)「もぉー。そんなに急がなくても待ってるよ!」

そういっていつも手を差し伸べる。

そんな優しいカレが大好きだった。


?)「カナちゃん、スキー!将来、カナちゃんのお嫁さんになるー!」

?)「じゃぁ、僕はあーちゃんをお嫁さんにする!」

そんな事をいっていつもほっぺにチューをした。

ずっと一緒にいられると思ってた。

ずっと隣にいられると思ってたあの頃。
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