空っぽ
第1章 晴
私とあなたの出会いは唐突だったぁ
ほんの些細なこと
電車の中に乗っていたとき
電車の連結場所の窓ごし
目が何度か合う
いや、合わせていた
何故か吸い込まれるような瞳だった
ほんの些細なこと
電車の中に乗っていたとき
電車の連結場所の窓ごし
目が何度か合う
いや、合わせていた
何故か吸い込まれるような瞳だった