イケメン部 〜第1巻〜
…と、御影と澪和の会話の最中、西条が割り込み御影を睨む。御影は小さくため息をつき、
「…熱くなりすぎだ。お前はバカか。そんなんだから何時まで経っても恋人が出来ないんだ」
澪和から手を放した。
西条は舌打ちをした後澪和に目線を遣る。
「海空。…後で話がある。部活が終わったら少し残ってくれねぇか?」
澪和は「えと…」と少し考えた後に、
「判りました」
先輩の命令は絶対。という言葉に倣って了承した。
これに西条は心から喜んだが、一方御影の方はというと、額に軽く手をあて、
「西条も西条なら海空も海空だな…」
と、顔を反らした。
「…熱くなりすぎだ。お前はバカか。そんなんだから何時まで経っても恋人が出来ないんだ」
澪和から手を放した。
西条は舌打ちをした後澪和に目線を遣る。
「海空。…後で話がある。部活が終わったら少し残ってくれねぇか?」
澪和は「えと…」と少し考えた後に、
「判りました」
先輩の命令は絶対。という言葉に倣って了承した。
これに西条は心から喜んだが、一方御影の方はというと、額に軽く手をあて、
「西条も西条なら海空も海空だな…」
と、顔を反らした。