イケメン部 〜第1巻〜
「あ〜、もう暑いなぁ」
佐々木は澪和がまさか佐々木の事を思っていたなんてつゆ知らず、シャツをパタパタさせている。
「扇風機つけますか?」
暑そうにしている佐々木に桐神が自前の小さな扇風機を差し出す。
「えぇ!何コレ!かわいい!時雨くんよくこんなの見つけたねぇ〜!」
目の前に現れた小さな扇風機に佐々木は興味津々だ。
…子供みたいで、無邪気で、なんだか…
「ふふっ」
思わず澪和は笑ってしまった。
その笑い声に佐々木は反応する。
「なーにー、澪和ちゃんっ。僕をバカにしてるでしょ〜??」
「えぇ!滅相もない!違いますよっ」
澪和は慌てて首を横に振る。
佐々木は澪和がまさか佐々木の事を思っていたなんてつゆ知らず、シャツをパタパタさせている。
「扇風機つけますか?」
暑そうにしている佐々木に桐神が自前の小さな扇風機を差し出す。
「えぇ!何コレ!かわいい!時雨くんよくこんなの見つけたねぇ〜!」
目の前に現れた小さな扇風機に佐々木は興味津々だ。
…子供みたいで、無邪気で、なんだか…
「ふふっ」
思わず澪和は笑ってしまった。
その笑い声に佐々木は反応する。
「なーにー、澪和ちゃんっ。僕をバカにしてるでしょ〜??」
「えぇ!滅相もない!違いますよっ」
澪和は慌てて首を横に振る。