イケメン部 〜第1巻〜
それだけ言うと佐々木はスタスタと歩き、廊下の向こう側へと姿を消してしまった。
「…御影が次期部長…」
西条がポツリと呟く。
「そうみたいだな」
御影は冷静だ。
澪和には佐々木の一番最後の言葉が気になって仕方がなかった。
……御影先輩が、私の傍にーーー???
チラッと御影に視線を送る。
それに気付いたのか御影も澪和のことをじっと見つめた。
しばらくお互い見合った後、御影は何か覚悟を決めたかのように静かに頷いた。
「…御影が次期部長…」
西条がポツリと呟く。
「そうみたいだな」
御影は冷静だ。
澪和には佐々木の一番最後の言葉が気になって仕方がなかった。
……御影先輩が、私の傍にーーー???
チラッと御影に視線を送る。
それに気付いたのか御影も澪和のことをじっと見つめた。
しばらくお互い見合った後、御影は何か覚悟を決めたかのように静かに頷いた。