イケメン部 〜第1巻〜
其ノ弍
佐々木の最後の大会当日ーーー
「部長の事だからきっとすぐ電話かかってくんだろ」
「たしかに」
「そうだといいんだけどねぇ」
「……っ」
午前の間は普通の土日稽古のメニューをしていた澪和たちだが、正午を超えるとやはり気持ちがソワソワしてしまう。
「やっぱり土曜日だったし、見に行った方がよかったんじゃないですかね?」
桐神はモジモジしながらみんなを見渡す。
西条は、「んー」と伸びをしながら、
「俺達が見に行ったら緊張しそうじゃねぇ?部長のことだし」
笑いながら言う。
「部長の事だからきっとすぐ電話かかってくんだろ」
「たしかに」
「そうだといいんだけどねぇ」
「……っ」
午前の間は普通の土日稽古のメニューをしていた澪和たちだが、正午を超えるとやはり気持ちがソワソワしてしまう。
「やっぱり土曜日だったし、見に行った方がよかったんじゃないですかね?」
桐神はモジモジしながらみんなを見渡す。
西条は、「んー」と伸びをしながら、
「俺達が見に行ったら緊張しそうじゃねぇ?部長のことだし」
笑いながら言う。