イケメン部 〜第1巻〜
「でもやっぱり気になってしまうよねぇ」
城津は着信はまだかまだか、と、自分のスマホに目を遣る。
ーーーと、
ピロリロリン♪
「きた!」
西条のスマホだ。
「もしもし!部長!?」
西条は勢いよく電話に出る。
「うゎ!永利くん、声大きいよ〜、びっくりしたじゃんかっ」
声はいつもの佐々木の明るさだった。
「終わったよ、やっぱり僕は才能があると思うんだよね〜」
電話の向こうの佐々木はなんだか嬉しそうだ。
城津は着信はまだかまだか、と、自分のスマホに目を遣る。
ーーーと、
ピロリロリン♪
「きた!」
西条のスマホだ。
「もしもし!部長!?」
西条は勢いよく電話に出る。
「うゎ!永利くん、声大きいよ〜、びっくりしたじゃんかっ」
声はいつもの佐々木の明るさだった。
「終わったよ、やっぱり僕は才能があると思うんだよね〜」
電話の向こうの佐々木はなんだか嬉しそうだ。