イケメン部 〜第1巻〜
其ノ漆
ヴ―ヴ――…
澪和は枕元に置いてある携帯の着信音で目を覚ました。
時刻は午前5時過ぎ。
"通話"の画面をスライドし、一応短く朝の挨拶をする。
「…ぶちょー…、おはようございます…」
発信者は佐々木教芳だった。
「うん、おはよう♪」
元気な佐々木の声と裏腹に澪和はまだ眠そうな声をしながら、
「…こんな時間にどうしたんですか?朝部、ありませんよね?」
欠伸混じりに質問する。
佐々木は「うん」と短めに返し、
「そうじゃなくて、澪和ちゃんの声が聞きたくて電話したんだ♪」
と、軽く返してきた。
澪和は枕元に置いてある携帯の着信音で目を覚ました。
時刻は午前5時過ぎ。
"通話"の画面をスライドし、一応短く朝の挨拶をする。
「…ぶちょー…、おはようございます…」
発信者は佐々木教芳だった。
「うん、おはよう♪」
元気な佐々木の声と裏腹に澪和はまだ眠そうな声をしながら、
「…こんな時間にどうしたんですか?朝部、ありませんよね?」
欠伸混じりに質問する。
佐々木は「うん」と短めに返し、
「そうじゃなくて、澪和ちゃんの声が聞きたくて電話したんだ♪」
と、軽く返してきた。