イケメン部 〜第1巻〜
其ノ肆
「失礼します!」
場所は保健室。
西条はここで寝ているらしい。
澪和たち一行は急ぎ足で保健室へと向かい、勢いよく扉を開けた。
保険の先生は不在のようで、ベッドの上には上半身を起こした状態の西条がいた。
「永利君っ!」
佐々木は西条の方へと走り、彼を勢いよく抱き締めた。
「う、わ…部長!なんすか、ホモ!?」
西条は力づくで佐々木の腕から逃れ、奥にいる零和へと目を向けた。
澪和は一瞬目を反らしてしまったが、すぐに西条の方を向き、
「西条先輩っ…あのっ…私のせいで…」
おどおどとしながら、
「本当にすみませんでした!」
謝罪をした。
場所は保健室。
西条はここで寝ているらしい。
澪和たち一行は急ぎ足で保健室へと向かい、勢いよく扉を開けた。
保険の先生は不在のようで、ベッドの上には上半身を起こした状態の西条がいた。
「永利君っ!」
佐々木は西条の方へと走り、彼を勢いよく抱き締めた。
「う、わ…部長!なんすか、ホモ!?」
西条は力づくで佐々木の腕から逃れ、奥にいる零和へと目を向けた。
澪和は一瞬目を反らしてしまったが、すぐに西条の方を向き、
「西条先輩っ…あのっ…私のせいで…」
おどおどとしながら、
「本当にすみませんでした!」
謝罪をした。