イケメン部 〜第1巻〜
澪和を含めた4人は自然と笑みをこぼす。

西条は軽く頭を掻き、



「心配かけてすみませんっした」



照れたような顔をした。



「まぁ、ひとまず西条君は無事だったって訳で…、亘君たちにも伝えないとね♪」



佐々木はそういうと、踵を返し、



「よし、じゃあ皆帰るよ~。部活部活~♪」



保健室から出ていった。

そして全員が室内から出たのを確認して振り返り、



「…あ、もちろん永利君も復活できるよね?」


「え、あっ、はい!」


「じゃあ…おいで?」



西条を連れて、部室へと向かっていった。
< 54 / 130 >

この作品をシェア

pagetop