イケメン部 〜第1巻〜
「すみませんっ、遅れましたっ」
息を切らしながらやって来たのは御影だった。
制服には何か動物の毛らしきものが沢山付いている。
「おぃっ、ちょっ、お前きたねーだろ!!」
動物が苦手な西条は顔を真っ青にして御影を見遣る。
楠見は暫く見つめていたが、
「…ネコ?」
毛を見て判断したのか、口を開いた。
御影は驚きの表情を見せ、
「先輩、凄いですね。正解です」
毛を手に取った。
西条はというと、まだ真っ青だ。
「おぃおぃ…そんな震えるほどか?たかがネコだぞ?しかも毛」
楠見は半ば呆れているようだ。
息を切らしながらやって来たのは御影だった。
制服には何か動物の毛らしきものが沢山付いている。
「おぃっ、ちょっ、お前きたねーだろ!!」
動物が苦手な西条は顔を真っ青にして御影を見遣る。
楠見は暫く見つめていたが、
「…ネコ?」
毛を見て判断したのか、口を開いた。
御影は驚きの表情を見せ、
「先輩、凄いですね。正解です」
毛を手に取った。
西条はというと、まだ真っ青だ。
「おぃおぃ…そんな震えるほどか?たかがネコだぞ?しかも毛」
楠見は半ば呆れているようだ。