イケメン部 〜第1巻〜
其ノ弍
「あ~もぅっ、なんで僕がこんなこと……っ」
すっかり静まり返った3―Dの教室で、佐々木は手に持ったプリントをピラピラとさせている。
ガラッ…
「失礼します。…あの、部長…」
澪和は扉を開け、すぐに佐々木の姿を確認した。
佐々木は窓側の席で、机の上に沢山の書類のようなものを乗せた状態で突っ伏している。
「……え、その声、もしかして澪和ちゃん…?」
澪和の声に反応し、佐々木はゆっくりと頭を上げる。
「えとっ…、大丈夫…ですか?」
駆け寄ってくる澪和の姿を見て、さも満足そうに微笑む。
「澪和ちゃんは優しいね♪ほんと可愛い。大好きだよ」
すっかり静まり返った3―Dの教室で、佐々木は手に持ったプリントをピラピラとさせている。
ガラッ…
「失礼します。…あの、部長…」
澪和は扉を開け、すぐに佐々木の姿を確認した。
佐々木は窓側の席で、机の上に沢山の書類のようなものを乗せた状態で突っ伏している。
「……え、その声、もしかして澪和ちゃん…?」
澪和の声に反応し、佐々木はゆっくりと頭を上げる。
「えとっ…、大丈夫…ですか?」
駆け寄ってくる澪和の姿を見て、さも満足そうに微笑む。
「澪和ちゃんは優しいね♪ほんと可愛い。大好きだよ」