イケメン部 〜第1巻〜
「なんでお前なんかが心配してんだよ」
声の主は楠見だった。
「……え、えっと」
「俺の大会だ、お前には関係ない」
「……!」
確かにそうだ。
澪和はまだ引退しない。
明日の大会で引退する事になるのは楠見なのだ。
だが、この言葉は澪和を傷付けた。
確かに関係はないかもしれない。
だけど……
「……私だって、伝統部の一員ですもん…っ」
自然に涙が出てきた。
澪和はそう言い放って部室を走って出ていった。
「……あっ、澪和ちゃん!?」
「海空!!」
声の主は楠見だった。
「……え、えっと」
「俺の大会だ、お前には関係ない」
「……!」
確かにそうだ。
澪和はまだ引退しない。
明日の大会で引退する事になるのは楠見なのだ。
だが、この言葉は澪和を傷付けた。
確かに関係はないかもしれない。
だけど……
「……私だって、伝統部の一員ですもん…っ」
自然に涙が出てきた。
澪和はそう言い放って部室を走って出ていった。
「……あっ、澪和ちゃん!?」
「海空!!」