イケメン部 〜第1巻〜
――と、
微かに開いたドアの隙間から何者かの影が見える。
「あ~れ~、誰?」
部長が澪和から手を放し、ドアへと歩み寄る。
…と、その瞬間澪和の腕を何者かの力が引き寄せた。
「………ッ!!??」
見ると、
「部長には気をつけた方が良い。アレは痴漢と同じだ」
常に冷静を装う御影誠が澪和の腕を強く引き、胸元に寄せていた。
「痴漢…ですか?」
「あぁ。痴漢だ」
「……おぃっ!!御影、テメェ何気に抱き寄せようとすんなっ!!」
微かに開いたドアの隙間から何者かの影が見える。
「あ~れ~、誰?」
部長が澪和から手を放し、ドアへと歩み寄る。
…と、その瞬間澪和の腕を何者かの力が引き寄せた。
「………ッ!!??」
見ると、
「部長には気をつけた方が良い。アレは痴漢と同じだ」
常に冷静を装う御影誠が澪和の腕を強く引き、胸元に寄せていた。
「痴漢…ですか?」
「あぁ。痴漢だ」
「……おぃっ!!御影、テメェ何気に抱き寄せようとすんなっ!!」