イケメン部 〜第1巻〜
「…なんか、すみません。1年、御影先輩ファン多いみたいで…」



御影はあっという間に周りを1年女子に囲まれてしまった。

少し困った表情を見せた御影だが、



「俺が好きで来たんだ、案ずるな」



すぐにまた元の涼しい表情に戻った。





……本当に伝統部の先輩って優しい




澪和は自然と笑みがこぼれた。

それを見た御影は安心しきったのだろうか、



「これで安心して授業が受けられる」

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