オレの隣で恋を知って




ーーー数十分後ーーー





「ゴメンっ、遅くなった」



またまた、走ってユウが来た。


『大丈夫〜。なんかあったの?』


「あ〜、なんか絡まれた」


『え、さっきのチャラ男達に??』


「違うよ。女子」




なんだと?




「これあげる〜これ食べて〜とか言われて。ホラ見て、こんな沢山貰った」


ドーナツからポテトから色々ドッサリ。



『受け取らなくていいのに』


「って思ったんだけど、ちぃ沢山食べれるって言ってたし、色んな種類あっていいかなと思ってさ」


『ありがと。でもこれからは貰わなくていいからね』


「分かってる。何、妬いたの?」



笑ってユウが言う。
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