オレの隣で恋を知って

「なんでそんなに可愛いの俺の彼女」


ユウがそんなこと言うから余計ドキドキするじゃんかよ。


「大丈夫。ちぃがいいって言うまで何もしないから、安心して」


その言葉に、自然と気持ちが軽くなる。


でも、ユウにもっと触れて欲しいって思う。






『ユウ、私大丈夫だよ』


「え?」


『ユウになら何されても平気』


すると、ユウが優しく追いかぶさってきた。


「ちぃ、そんなこと言ったら俺、止まれなくなるよ」



『…いいよ。ユウだから。
大事にしてくれるって、分かってるから』



その言葉にユウは嬉しそうに微笑んで、ゆっくり顔を近づけてきた。
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