オレの隣で恋を知って

笑ってこっちをのぞいてくる。


『あ、うん。大丈夫デス。えっとー、ありがとうございます?』


「ありがとうございますって、てかなんで疑問形なの〜(笑)やっぱ面白いねちなちゃん」


『すみません。』


「いーよー。これからもっと仲良くなりたいな。ちなちゃんと」


『あ、こちらこそ、はい。仲良くなりましょう。』


「うん、やっぱ面白い」



考えたら、まともに話したの初めてかも。



陽太くんとはもっと仲良くなれそうだ。


初めてのタイプの人間。



うん、興味あり。



「海入りに行くけど、一緒いく?」


『ユウのカルピス待ってる〜』


「りょーかい」


『あ、まって!行く前に日焼け止め背中に塗ってくれない?』


「、え?!
 あ、、俺の背中に塗ってくれるってこと?」


『なんで(笑)私の背中に塗ってほしい、届かないから』


「いや〜、それはちょっとハードルが…
 俺やばくなりそう」


『ハードル?やばい?』


「全然意識されてないってことか…」ボソッ


『ん?ごめん聞こえない、なんて?』



「えーっと、多分、俺じゃない方がいいと思う、今回の場合は!」


どう言う場合だ、?
でもまあ、無理強いしちゃだめだよね。



『そっか、ごめんね急に。いってらっしゃい』


「お、おう!じゃ、先行ってるな!」


なんであんな顔赤くなってたんだろう。





ユウ、まだかな〜〜。
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