ペンダント~夢からわかる過去の真実~





気付いたら電車が来るまで残り1分となっていた。


まだ悠真が来る気配がない。


(もしかして私、やらかした?賭けが凶とでた?)


遅刻は免れないが、悠真が来たのなら遅刻なんてどうでもいい。


そう思っていたけど、もう、電車が来てしまった。




電車のドアが開かれた。


もう一度辺りを見てみる。


...やっぱり悠真はいなかった。


私はとぼとぼと歩いて電車内に一歩踏み出した。



その時__

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