ペンダント~夢からわかる過去の真実~
酸素がない中もがいていたせいで体力の限界はもう間近となってしまった。
それでも頑張ってもがき続けていると
__ゴンッ!!
鈍い音がし、なにかが頭に強くぶつかった。
もうろうとしている意識の中、足でぶつかったものをチョンチョンと確認してみると、それはどうやら岩のようだった。
沈む前は岩なんてなかったので、もがいているうちにいつの間にか岩のほうに流れて行ってしまったのかもしれない。