ペンダント~夢からわかる過去の真実~






涙でぐしゃぐしゃな顔なんて見られたくない。


「なぁ、花乃。大丈夫かよ」


大丈夫なわけないよ。


友達はいなくなり、ここ1週間学校でだれとも話してない。


もう正直、しんどいどころのはなしじゃない。






__グイ


!?


「ほーら。泣いてる」


考え事をしていたせいで悠真に隙をつかれた。


私の顎をつかんで上に上げさせられた。

< 254 / 356 >

この作品をシェア

pagetop