ペンダント~夢からわかる過去の真実~
仲直り
【仲直り】
*
__昼休み
私はひとりでお昼ご飯を食べていた。
莉夢と杏里は私から離れたところで二人でお弁当を食べている。
話し相手がいない私はペンダントをゆらゆらさせていた。
このペンダントには
『たとえ離ればなれになっても、ずっと繋がっているから』
という意味が込められていることをお母さんに教えてもらった。
物心ついたときから何気なく持っていたけどそんな想いが込められているなんて知らなかった。