ペンダント~夢からわかる過去の真実~
「危ない!!!」
__グイッ!!
見知らぬ男の人に思いっきり手を引っ張られ、私はなんとかひかれずにすんだ。
「あ、あの....」
驚きのあまり、うまくしゃべれない。
すると男の人は私に鬼のような形相をうかべていた。
「お前!今死ぬところだっ...」
怒鳴っていた男の人が急に言葉を詰まらせた。
男の人の首もとにはペンダントが光っている。
さっきまでの怒鳴っていた顔はなく、なんだか目を丸くしている。
「....お前、まさか....