ペンダント~夢からわかる過去の真実~
私に近寄ってきたお母さんは私の体に触った途端、悲鳴をあげた。
「花乃!あんたの体は湯タンポかいな!いや、それ以上だわ!」
ようするに、熱いと言いたいみたいです。
でもほんとに熱あったんだ...。
「お熱さん、久しぶりです」
「なにが久しぶりですだよ。そんなに汗かいてるんならさっさと着替えて!シーツ洗うよ。それと学校にはお休みの電話いれておくね」
お母さんは電話と洗濯機で寝具を洗うために下の階へと降りていった。
ベッドの上から退かされた私はボーっとする頭でフラフラしながら部屋着に着替え始めた。
あーあ。無遅刻無欠席を目指そうと思ってたのになー。残念。