Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
「本当に咲ちゃん良いオンナになってきたわ~大吾のオンナなんてもったいないくらい」
キャサリンは、頭からつま先まで変身した咲を眺めしみじみ言った

「キャサリンさんに誉められるなんて、スッゴく嬉しいです! 私が変われたのは大ちゃんのおかげだから、大吾マジックなんです」

咲は、瞳をキラキラさせ、キャサリンを見た

「そうね… 咲ちゃんを一番綺麗に魅せるのを一番理解しているのは、大吾ね… この衣装も見覚えない?」

キャサリンに言われ、咲は改めて、鏡を覗きこんだ

なんとなく、見たことあるけど、こんなに手のこんだ刺繍見たことないし…

考えこんでしまった咲に、キャサリンが口を開いた
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