Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
17)Time is ・・・
「今回はいつまで?」
大倉家のリビング
「1週間くらいかな・・ ひとりで大丈夫か?」
「子どもじゃないんだから、平気だって・・ アニキは本当心配症なんだんだね」
と姫花はガクにコーヒーカップを手渡した
「・・・子どもじゃね~から心配なんだけど・・」
とつぶやいたガクの言葉は姫花には届かず・・
「ね~ こっちのお店とこっちのお店どっちが良いかな?」
ガクの気持ちなんぞつゆ知らず、姫花はガクに店のパンフを二通差し出した
両方のパンフをチラッと見たガクは
「どっちもかわんね~んじゃねぇ?」
と興味なさ気にパンフを机に置いた
「だよね~ 気にするほどでもないか?」
と姫花はパンフをそのままゴミ箱に放り込んだ
「何をそんなに気にするんだよ?」
「たいしたことじゃないんだけど、AQUAの近くにOPEN予定なんだって・・ 客足がそっちになびかなきゃいいなって思ってさ~ パパとママには報告しといたけど」
色々なところにアンテナを張り巡らせているガクだったが、これは初耳で・・
「は!? 」
手に持っていたカップを思わず落としそうになる
「アニキが知らないなんて、なんかあった?」姫花は動揺しているガクを心配そうに見た
大倉家のリビング
「1週間くらいかな・・ ひとりで大丈夫か?」
「子どもじゃないんだから、平気だって・・ アニキは本当心配症なんだんだね」
と姫花はガクにコーヒーカップを手渡した
「・・・子どもじゃね~から心配なんだけど・・」
とつぶやいたガクの言葉は姫花には届かず・・
「ね~ こっちのお店とこっちのお店どっちが良いかな?」
ガクの気持ちなんぞつゆ知らず、姫花はガクに店のパンフを二通差し出した
両方のパンフをチラッと見たガクは
「どっちもかわんね~んじゃねぇ?」
と興味なさ気にパンフを机に置いた
「だよね~ 気にするほどでもないか?」
と姫花はパンフをそのままゴミ箱に放り込んだ
「何をそんなに気にするんだよ?」
「たいしたことじゃないんだけど、AQUAの近くにOPEN予定なんだって・・ 客足がそっちになびかなきゃいいなって思ってさ~ パパとママには報告しといたけど」
色々なところにアンテナを張り巡らせているガクだったが、これは初耳で・・
「は!? 」
手に持っていたカップを思わず落としそうになる
「アニキが知らないなんて、なんかあった?」姫花は動揺しているガクを心配そうに見た