Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
目的地に着いたものの、入り口には警備員

当たり前の事だが、関係者以外は立ち入り禁止なのだ

どうしたものか・・・ とガクが考えをめぐらせていると・・

「あれ?ガクさんじゃないですか? どうしたんですか? りんさんですか?」

と一人の男性が近づいてきた

りんのマネージャーの山崎だ

「お~ なんつータイミングの良さ! じゃあ行こうか!」

とガクは戸惑う山崎の肩を組み、意気揚々と入り口を通過したのだった

ガクはそのまま山崎と一緒にりんの待つ部屋へと入っていった

「あれ? ガク? 何! どうしたの?」

突然のガクの訪問に驚いたのはりん

「・・・・・・」

そんなりんをジッと見つめるガク

「・・・りん、その服装はなんだ!?」

「え?」

りんが身に纏っているのは、今日試合をする球団のユニフォームをりん仕様に変えたモノ

姫花が言っていたが、ここまで短い必要はあるのか?

「なんか・・怒ってる? コレは、今夜の始球式の衣装だよ? 今、最終チェックで着たのよ 今脱ぐからちょっと待ってて」

と言いりんは部屋の隅に用意された試着用スペースのカーテンの中に入っていった
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