Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
俺は別に、隣に座っている極上な女に特別な感情を抱いているわけじゃない
こいつは、マジで美少女
なのに、性格も良くて、かなりの友達思い
その上、こんな旨い弁当作るほど、料理も出来て、いい女ってこういう女を指すと思う
そんなにいい女が側にいて、なんで心動かされないかって?
ん~
なんでだろ?
コイツのシスコン兄貴が怖いからか?
いや…違うな
俺がコイツをおとす自信がないから?
いやいや… そんな計算して恋愛しないっしょ?
あ~
わかった…
たぶん、アレだ…
♪♪♪
姫花の携帯がメールの着信を伝えた
メールをチェックした姫花は、クスクス笑い、俺に画面を見せてくる
『 ソッコー行く』
「なにコレ?」
メールの内容がイマイチわからない
「賢次から さっき、お弁当の写メ送った返事 ソッコー行くってさ~ スタジオからどんだけかかると思ってんのかね~」
と姫花はまた笑った
たぶん、姫花は賢次の想いに気付いてない
コイツの中で、仲間と認識されれば、それ以上でも以下でもなく、その位置は変わらない
でも、賢次にしてみたら、いくら相手が俺でも、好きな女が、別のやつとふたりで、女の手作り弁当なんて嫌なんだろう
…なんて考えながらも、俺は休まずパクパク弁当を頬張る
♪♪♪
今度は、俺の携帯がメールの着信を知らせた
こいつは、マジで美少女
なのに、性格も良くて、かなりの友達思い
その上、こんな旨い弁当作るほど、料理も出来て、いい女ってこういう女を指すと思う
そんなにいい女が側にいて、なんで心動かされないかって?
ん~
なんでだろ?
コイツのシスコン兄貴が怖いからか?
いや…違うな
俺がコイツをおとす自信がないから?
いやいや… そんな計算して恋愛しないっしょ?
あ~
わかった…
たぶん、アレだ…
♪♪♪
姫花の携帯がメールの着信を伝えた
メールをチェックした姫花は、クスクス笑い、俺に画面を見せてくる
『 ソッコー行く』
「なにコレ?」
メールの内容がイマイチわからない
「賢次から さっき、お弁当の写メ送った返事 ソッコー行くってさ~ スタジオからどんだけかかると思ってんのかね~」
と姫花はまた笑った
たぶん、姫花は賢次の想いに気付いてない
コイツの中で、仲間と認識されれば、それ以上でも以下でもなく、その位置は変わらない
でも、賢次にしてみたら、いくら相手が俺でも、好きな女が、別のやつとふたりで、女の手作り弁当なんて嫌なんだろう
…なんて考えながらも、俺は休まずパクパク弁当を頬張る
♪♪♪
今度は、俺の携帯がメールの着信を知らせた