Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
エリザベス学園、中等部、芸能科
少し前に始めたモデルの仕事が忙しくなってきて、俺はこの学校に転校してきたんだ
芸能科なんて、どんな美男・美女がいるだろうかと思っていたけど、別にたいしたことなくね?
っていうか、俺の方がよくね?
レベル・・低っ!!
そう思っていた俺だった・・
自己紹介も終え、指定された席に着いた俺
仕事があるから、クラスが全員揃うなんて滅多にないと担任が言っていた通り、チラホラ空席が目立った・・
俺の周りもけっこう空いていたし、いないってことは、仕事がある=売れているってことだろ?
どんな奴等が来るのか、気になっていたんだ
HRが終わって、1限の準備をしていると「ガラッ」と教室の扉が開いて、息を切らせた女の子が入ってきたんだ
一瞬で俺は目を奪われた
その子は、「セッ、セーフ?」と近くに座っている子に息を弾ませながら聞いていた
「HRはアウト~ あれ?今朝は一人?賢次君は?」
「賢次は、ドラマが入って、しばらく来れそうにないみたい~」
彼女は、しばらくその子と話して、自分の席に着いたんだ
俺の近くの席だったらいいななんて淡い期待は直に崩れ去り、彼女の席は、かなり遠かったんだ
彼女の名前は、大倉姫花
すっげ~美女
流石、芸能科だって思った
でもさ・・
不思議なことに、彼女、皆勤らしいんだよ
こんだけ見た目が良ければ、オファーなんてすげ~んだろうなって思っていたから、かなり意外だった
少し前に始めたモデルの仕事が忙しくなってきて、俺はこの学校に転校してきたんだ
芸能科なんて、どんな美男・美女がいるだろうかと思っていたけど、別にたいしたことなくね?
っていうか、俺の方がよくね?
レベル・・低っ!!
そう思っていた俺だった・・
自己紹介も終え、指定された席に着いた俺
仕事があるから、クラスが全員揃うなんて滅多にないと担任が言っていた通り、チラホラ空席が目立った・・
俺の周りもけっこう空いていたし、いないってことは、仕事がある=売れているってことだろ?
どんな奴等が来るのか、気になっていたんだ
HRが終わって、1限の準備をしていると「ガラッ」と教室の扉が開いて、息を切らせた女の子が入ってきたんだ
一瞬で俺は目を奪われた
その子は、「セッ、セーフ?」と近くに座っている子に息を弾ませながら聞いていた
「HRはアウト~ あれ?今朝は一人?賢次君は?」
「賢次は、ドラマが入って、しばらく来れそうにないみたい~」
彼女は、しばらくその子と話して、自分の席に着いたんだ
俺の近くの席だったらいいななんて淡い期待は直に崩れ去り、彼女の席は、かなり遠かったんだ
彼女の名前は、大倉姫花
すっげ~美女
流石、芸能科だって思った
でもさ・・
不思議なことに、彼女、皆勤らしいんだよ
こんだけ見た目が良ければ、オファーなんてすげ~んだろうなって思っていたから、かなり意外だった