Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
バックアップなんてとってる訳ない俺のアドレスは全滅・・・

この際だから、番号もアドレスも新しくしたみた

そんな俺の携帯のアドレス

000 姫花

001 賢次

002 りん

003 龍馬

004 大吾

新しく登録されたんだ

これが、俺とあいつらの出会い・・・

は~なつかし~

「潤? ちょっと潤也! 聞いてんの?」

目の前にいるりんがなにやら怒っていらっしゃる?

「あ? なんだよ? あんま怒ってばっかだと、しわになってキャサリンじゃ手に負えなくなるぞ?」

「うっさい!!」りんはそう言って、俺のほっぺを両方つねりやがった

「てめぇ!!」

俺も負けじとりんのほっぺをつまんでやった

そんな俺らを見て、龍馬が

「お前等・・いくつなんだよ? お前等と友達なんて、恥ずかしいわ・・」と一瞬だけ雑誌から目をこちらへ向けて言った

「美男・美女が台無し~」といいながら姫花はそんな俺らを携帯で撮ってるし・・

そんな姫花を見て

「姫ちゃん、その写真どうすんの?」って咲が聞いている

「え? 傑作だから写メしてんの」と楽しそうな姫花

「誰に~?」なんて聞く大吾もすげ~楽しそう
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